多聞コラム25sep2018_vol,210 ニクソンえぐかった富士通戦

富士通戦

僕がコーチするノジマの今シーズン4戦目は富士通です。ここまでの戦い方はチャンピオンチームそのもの。どう見ても強い。強すぎる。藤田さん、すごいチームを作り上げはったなー。と関心していてもダメなのでランニングバック陣にはしっかり仕事をしてもらわねばなりません。

アサヒ飲料時代、ある強豪との試合前に藤田さんはこう言いました。「強いチームが勝つんやない。勝ったチームが強いんや!」 その時の僕はこの人だいぶアホやな当たり前やんけ。としか思いませんでしたが、藤田さんが大声で叫んでいるんだから間違ってる筈もないし何か深い理由でもあるんだろうな。と軽く思いながら「そうじゃー!!勝つんは俺らジャー!!」なんて自分でも叫んでいました。もちろんコレは「少しぐらい戦力で負けていても試合当日の気合いで結果なんぞどうにでもなる!」という意味です。

で、この藤田語録「強いチーム論」をそっくりそのまま現在の富士通にぶつけてみる。というのが僕の中での覚悟でしたが、我々は内容も点数も圧倒されてダブルスコアでの惨敗を喫しました。ノジマ側にも素晴らしいプレーがいくつもありましたが、ランニングバック陣も全く仕事をさせてもらえず仕舞いでした。

そして富士通の新ランニングバックであるニクソン選手。ここまで3試合の成績を数字でチェックすると驚異的な活躍をしています。どういう走りをするのか、興味ありました。彼だけを追いかけたカメラで撮影などは規約で禁止されているので、富士通戦を見学するしかありません。しかし同日開催だと自分たちの準備がありしっかりと見られません。もちろん別日だったとしてもこれまた自分たちの練習があるので見ることは不可能です。正式な手続きに則って撮影されたビデオは作戦の全体像を把握するための物なので選手個人個人が大きく撮影されません。よって密集で何が起こっているのかは映像が不明瞭で謎のままでした。昔だったら必ずテレビ放送があり、テレビ局の高価な大型カメラ数台を使った撮影&放送があったので選手の細かなテクニックや駆け引きを見ることが出来たのですが、便利な世の中になったにも関わらずこれは極めて不便! 作戦を考えるコーチではなく技術指導に特化した僕みたいなコーチの仕事には、家庭用ビデオカメラで撮影した試合をwebに置けるような低い画質では殆ど役に立たないのです。

結果的にニクソン選手はパスキャッチを含めて18回201ヤードの獲得。1度ボールを持つと平均11ヤードを超えるという我々ノジマがまるで下部リーグのような記録を残しました。ビデオでチェックすると富士通のオフェンスラインらも、細かな約束事を遂行した上に、目には見え難いですがノジマ守備選手に力強く圧力を掛けるのが非常に上手くコーチの意図通りにキチンと仕事しているように見えます。だからと言って誰が走ってもトラショーン選手と同じだけ走れるのか?と言えばそうでもありません。彼には日本では教えられていない理論がしっかりと備わっています。僕に指導を受けた選手であればその部分を理解出来るかもしれませんので、ビデオを入手してぜひ勉強してみてください。

トラショーン選手のどこが凄いのか?を細かく検証をしてフットボールファンのみなさんにご紹介したいのですが、多すぎて文章が長くなりすぎるので次週にほんの一部分だけご説明してみようと思います。

足が速い?もちろんそうです。100キロ超えた大柄だから強い?それもあります。パワーとスピードは日本のリーグで最速最強でしょう。その辺りも含めてランニングバックの技術評論家としてのマニアックな部分をご説明できればと思います。

それより、ノジマのランニングバックが全く仕事させてもらえなかった事実は残っています。このところ試合が連続していたので練習をしっかりする事が出来ていませんでしたのでハードにシゴキたいと思っています!! クヤシー!!!

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