多聞コラム21jul2020_vol,248 佐藤伊織インタビュー第2弾前編

佐藤伊織インタビュー 前編

今回は僕が指導したことのある学生選手の中でも非常に優秀だった2人に登場してもらいます。両人ともに大学5年生で母校の学生コーチを経験し、現在社会人1年生。社会人としての出発であるこの時期に新型コロナウィルス問題に邪魔されてしまったお二人にインタビューしてみました。両人ともに社会人エックスリーグの「IBMビッグブルー」での選手生活を選択し、不慣れな仕事にもチャレンジしています。どのような気持ちや経緯でIBMを選んだのか?!など色々と伺っています。早稲田大学出身の元山伊織選手は商社。京都大学出身の佐藤航生選手はテレビ局に勤務しています。

多聞:はい。そしたらね写真撮るよ!3、2、1、パシャ。

元山:新作のゴリゴリシャツ着ています!

佐藤:ぼくもゴリゴリシャツ着た方が良いですか?

多聞:あたりまえや!

佐藤:すぐ着替えます!

多聞:京大のクセにそんな早稲田っぽい色のんしか無いんかい!

佐藤:いま手元にはこれしか無いんですごめんなさい

多聞:ほないきまっせー。就職してしばらく経ちました。社会人生活どうですか?

元山:5月の終わりまで在宅研修だったんですよ。マナーとかそういうの勉強していました。先輩らからもオンラインで色々と学んでいます。ですから悶々としています。

多聞:その話のどこが悶々となるの?いま誰でもみんなそんな感じちゃうの?しょうもないわ。もうちょっと君ならでのエピソードを期待してた。

元山:あぁ。。。

佐藤:ハードル上がりますねー。僕も2ヶ月以上家でテレワークでした。あとは会合などがあったりで時間が自由にならなくなって、学生時代とくらべたら随分と時間が不自由になったなあと感じています。

多聞:学生の時だって自由な時間多かったわけでも無いのでは?

佐藤:自分で決められる範囲が広かったので。アメフトをやるという意味では自由でした。

多聞:4月に入社して4ヶ月ほど経って、大変だったこととかあるの?

佐藤:僕はずっと研修ばかりで長い話を聞くのがまず大変でした

多聞:佐藤は仕事なんだったっけ?

佐藤:あ、○○○です。

多聞:なにそれ

佐藤:テレビ局です

多聞:ふうん

佐藤:まだ実際に仕事しているわけではないので、研修ばかりなんです。一番大変だったことは二日酔いで翌朝も研修が辛かった事がありました。これって会社名とか出ます?飲みに行ってるとか世間的にマズいんでー。

多聞:そんなん言うてしまったのはそっちのミスやがな。

佐藤:(黙ってあたまを下げる)

元山:僕は日々メールの書き方だったりのミスをやらかしてまして。そこでよく言われるのが叱られてしまったときに僕はポジティブに受け止めてるのでシュンとした感じのいかにも反省してまーすみたいなポーズしないんです。だから「君、ちゃんと反省してるん?」「いま言った事ちゃんと心に刺さってる?」て言われるんです。でもそれってアメフトの時からそうやっていたので。

多聞:なるほどな。まあスポーツ本気でしてなかったらそんなんわからんやろな。伊織は俺に怒鳴られててもそんな感じやったから教え易かったしなあ。まあ「先輩ぐらいの能力だったら僕のこと刺せないですわーっ」て言うてあげたら?

元山:ハハハそんなん言えないっすねー

多聞:ところで伊織は何の仕事しているの?

元山:僕は貿易商です。

多聞:ふうん

多聞:ふたりは一緒に俺のサプライズ誕生会してくれたりとか、めっちゃ仲良しやけどお互いをどんな風に見てるの?

佐藤:もちろん今まで一緒のチームでやったこと無かったですけど、伊織はいい意味で自己主張をしっかりするし遠慮しない。先輩とか居る中で自分をしっかり発信していてそう言うところは見習わないとなって思っています。また、プレーに関しては基本にとても忠実で、タモンさんの教えをしっかり守ってるな体現してるなと思います。学生時代は早稲田の試合を見て参考にしていたのでよくわかるんです。

元山:ありがとーございまーす(笑)

多聞:厚かましい奴だなーって思ったって事やね

佐藤:はい、人数が多い早稲田の中でやってこれたのもそういう気持ちがあったからなんだろうなーって思っています

元山:(照れながら)ありがとうー

多聞:でも3年生の時は4年生に対して遠慮してたし、プレーも大した事なかったよな。で伊織は佐藤のことをどう思ってるの?

元山:佐藤はプライベートではボケーっとしてる感じなんですけどアメフトになるとスイッチが入ると言うか「ON」になるんすよ。気合い入ってるんですよ。コーチの話もめっちゃちゃんと聞くし、気が抜けてるような時間が無いですね。静かな闘志でメラメラ燃えていますね。

多聞:どんなときにそない感じるの?

元山:僕が厚かましく順番を気にせずスクリメージ練習に参加していると、僕が佐藤に割り込まれたんです。こんなこと僕にしてくる奴に初めて出会ったので。新鮮でした。

多聞:エックスリーグでやるのは最初から宣言したり決めたりしてなかったよね。

元山:はい。学生の時は甲子園ボウルで関学に勝って日本一になりたかっったと言う明確な目標もありましたし、優勝や個人賞など様々な目標に向かっていくエネルギーも時間もあったので頑張れました。でも社会人でなにを目標にしたら良いかもわかってなかったですし、土日の練習だけで生半可にフットボールしてて良いのか?なんて考えてました。アメフトを軸にして生活していく事がイメージできなかった。

佐藤:僕はシンプルに社会人として仕事をしっかりやるのが最初の考えでした。土日全部潰れて、平日も食事やトレーニングをしていて仕事を疎かにしてはダメだと思っていたので。と考えていました。

多聞:それで結局フットボールをトップレベルで継続する事にした理由は?

佐藤:社会人生活はじまって、アメフトの面白さを思い出したけど仕事のために我慢してた自分もいて「アメフトをやらない理由」を探してたなーって。できる状態にいるのにやらなかったら後悔するんだろうなーと思いましたね。

元山:僕はアメフトをしたくなったからですねーハハハ

多聞:んじゃふたりはどうしてIBMを選んだの?

元山:同じような仕事を持っている先輩も多いし、勧誘も受けていましたし。あとユニフォームがカッコいいじゃないですか。

佐藤:IBMは仕事と両立しているイメージが凄くあるので。僕も最初は仕事メーンにしよって思っていましたし、実際にそうされてる先輩が多くいらっしゃる上に京大の先輩である高木さんがいらっしゃるのが大きかったですねー。

後編「エックスリーグがナンボのもんじゃい!」へ続く

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