僕は自分が主力選手として出場した試合では点の入れ合い、いわゆる「シーソーゲーム」の経験が殆どありません。大抵は下のような流れです。
1)先取点入れて逃げ切り
2)1度だけ逆転して勝利
3)1度もリードせず負け
4)逆転負け
普段は勝負だ気合いだ集中だとか偉そうな事を書いてますが、実際はそれほどギリギリの勝負をした事が無いんですね。前半リードして相手の攻撃がイマイチ進まない時は殆どの場合もう勝ちが決まっていたわけです。そもそも最後に所属していたチームが強かった頃の4年間で負けた経験は年に1度か2度。
199◎年1敗(シーソーゲーム無し+普通に敗戦)
199◎年1敗(シーソーゲーム無し+普通に敗戦)
200◎年1敗(逆転勝ち1回+逆転負け)
200◎年2敗(シーソー勝ち2回+普通に敗戦&逆転負け)
強い相手との対戦でも点の入れ合いは無く、ロースコアな我慢大会。これじゃあ見に来て下さる方につまんない思いをさせていた事がハッキリわかります。
しかししかし!ココからが重要です。プレイオフのような高いレベルで勝つか負けるか最後までわからないゲームを経験した選手は練習500回分(週に2回を1年40週で6年以上分!)以上の上達を果たすと僕は思っています。自分達もギリギリ(だと思っていた)の試合を経験していく毎に自信も付き、実際に上達もしました。自分自身もチームメイトもメキメキ伸びて行く感触を味わったものです。ピンチを凌いだ仲間への信頼感も増します。そう、「場数」ですね。緊張しちゃう場面でも慣れてくると緊張しなくなります。みんなビビってんのんちゃうかなー?思うてハドル内の面構えをチェックしたらどんなザコでも平気な顔で自信満々でした。少し前までは全然そんなこと無かったのに。
強い相手がもの凄いチカラで自分達に襲いかかって来るのを逃げたりカワしたり時には正面から真っ向勝負したり、一瞬たりとも予断を許さない緊張した時間はスリル満点でとても気持ちが高まる中で選手や組織はググググーっと成長しちゃいます。
以上の事から現在独走中である社会人チャンピオンは他の追随を許しません。このままだと毎年毎年差が開くだけです。おまけにあれだけのカッコ良さですから学生さんの入部希望者もダントツに多いと聞きます。外から見ている以上に「強いチーム」「強い組織」になっていると思います。日本のアメフトファン、スポーツファンが全員注目する試合で勝つか負けるかギリギリの試合しているだけでドンドン上に上がってしまいます。学生が勝てるのかという問題よりもこの大横綱にライバルと認めさせられる組織が生まれるのか?来シーズンも楽しみです。


