以前はしょっちゅうあった結婚式。ずいぶん行ってなかったのですが先日ステキなカップルのステキな結婚披露宴にご招待して頂き、スーツじゃなくても構わないって事だったのでお腹を空かせて乗り込んで楽しませて頂きました。月並みですがモモコちゃんにタイ君、結婚おめでとう。末長く幸せにね。時間間違えてて遅刻してゴメン。
さて僕の所属する電通キャタピラーズの練習は基本的に日曜日だけ。週に1度全員が集合して練習をしています。週1回練習にする事で良い事は多々あります。練習のない日が週に6日あり、フットボールをしている大学卒の多くの人は週2回の休みが会社から与えられていますので完全フリーの日が1日あります。完全休養でもよし、仕事をするもよしプライベートを充実させるもよし、選択肢は広がります。グランド練習以外のトレーニング系の時間もしっかり確保できるでしょう。
良くない点は週2回練習しているチームとの差が「倍ある」ということです。高効率で凝縮した内容でしっかり練習しないと他チームに差を開けられてしまいますのでのんびりとりあえず週2回練習しているよりも緊張感があって非常に良い感じです。伸び代のある選手にとって練習量が多い事は得しかありません。昔に育んだ技術や経験を落とさないように調整するベテランであれば練習量は少ない方が疲れなくて良いかもしれません。まあ一長一短です。
僕自身、週一度の練習だったのは中学時代に経験した河川敷プライベートチームだけです。上手くなったと感じたのは防具の付け外しだけだったような記憶がある程度です。フットボールの事も色々と習いましたが試合の時しか人が集まらないチームでしたし丸っ切り上達しなかった記憶があります。
そこで週一度では心許ないという志の高い選手らが、チームとは別枠で「タモンコーチどうか鍛えてくれ」と依頼してくるようになってきました。年老いた父が暮らす老人ホームの近くに引っ越した僕の家は潮騒が聞こえてくるほどの砂浜から目と鼻の先なので、若者を鍛えまくるには丁度良い場所なのです。
無料で使える天然芝の広場もあり、申請すれば借りることの出来るグランドも数箇所あります。そしてどなたもご存じの全長65kmに及ぶ日本最大級の砂浜があります。「日本の渚100選」にも選定されている長く大きな砂浜で(実際には50メートルも使いませんが)走ったり飛んだり跳ねたりして頑張っている選手らをシゴいています。
暑く火照った体を冷やすためにトレーニング終わりには皆んなでサーフィンして「ああ楽しかった」という最新の記憶が強烈に残ってしまい、また次回もトレーニングに来てしまうという好循環ですね。見事に騙されてますみんな。
ついでに僕もサーフィンに挑戦しています。興味を持ち、ちょいちょい嗜み始めたのが中2頃です。当時の体重は65キロ程度。運動神経も平均以上は持っていましたし足代わりにスケボーも使う少年でしたので、サーフィンもそれほど困難を極めずそれなりにあそび程度にやっていました。でも電車であの大きく長いボードを運ぶのはとても大変で、すぐにやらなくなって行きました。
そしてフットボールを引退してしばらく経った今から約8年前、40歳代前半の頃突如気が向いてサーフィンを再開。体重は120キロに増量していましたがまだ何とか板の上に立ちあがりそれなりに楽しむことは出来ました。しかしその後にフットボールコーチをし始めてからは現役時代に手術した膝の調子が年々悪くなっており、立ってるだけのコーチ業なのに練習後は腫れあがり凄い痛みもある平均的なジジイの体になってきました。古傷が痛むってヤツですね。
通常でも地面に座っている状態から立ち上がる事が困難な筋力と身体能力になってしまっており、揺れ動く波の上でバランスを保ちながら120キロの体をボードの上で立ち上げる事が非常に難しくなっています。昔もそれほど上手かったわけでもなく、初心者の域には変わりないのですがこれはあまりにも酷い。自由に体を操作できないという悲しい現実です。
しかし僕はそのまま負けたままでは気が済まない気質です。初心者向けのサーフィン上達法などを指導・解説しているYoutube動画が世に溢れていますから仕事の合間なんかにそれらをみて徹底的に勉強し「やらなければならない事」「やってはならない事」を整理し、数個ずつのテーマを持ってしょっちゅうビーチで挑戦しています。
が、1つを守ればもう1つが疎かになる。その1つを守ればまた別の事を忘れる。の繰り返しです。一生懸命取り組んで「上達したい」の一心で臨んでいるのに叶わない。「あれ?これどっかで聞いた事あるフレーズやな?」とふと考えると、フットボールを指導している時に選手らが陥ってるいつものアレやんか!と気づきました。
「なぜ注意した事、指導した事をすぐ次のプレーで実践しないのか!?」とここ数年何百回と叫んで嘆いて考えた事です。サーフィンをやることで僕の指導したことがスグに出来ない選手の気持ちがわかりました。出来ないんです。難しいんです。最初は特に出来ない。プレーの直前まで思い返して反芻しても、始まればスッカリ忘れて自己流の慣れたやり方でクセのあるままやっちゃって新しく習った指導内容など守れない。でもそれが初心者なのですね。
1度言えばスグに実践して結果を出せた選手も多く存在しますので、カリキュラムやメソッドが悪いのではなく、あくまでも個人差。上手くなるために必要な時間が人それぞれである。決してコーチをおちょくっているワケでは無い。を学びました。
競技では無いスポーツを殆ど体験した事がない偏った脳みそを持つ僕は、レジャーで楽しむスポーツの価値や輝きを理解していかねばなりませんね。センスの無いヘタクソ、いわゆる下手の横好きが上達したり上級者になるには、お互いの根気と時間をたっぷり使う事で解消するかもしれないと希望が持てた53歳の僕でした。
タモンズスタイル12apr2022
