多聞コラム12apr1014_vol,34 ドイツvs日本第二回ジャーマンジャパンボウル

ドイツ軍 vs 日本軍

新しくなった川崎富士見球技場へ第二回ジャーマンジャパンボウルの観戦に行ってきました。

ドイツ軍が惨敗した原因はヘタクソな事も含めて、実力が不足していたからです。「フットボールはタックルとブロックをしっかり出来ないと勝てない」という大セオリーがある中、「重いブロック&強いタックル」をしていたのはドイツ軍なのに何故負けたのか?

【プレーへの集中力が足りていない】

コレは日本の弱いチームにもよく見られる傾向ですが、選手自身それぞれの感覚で審判の笛を予測してプレーを終わらせてしまう悪い習慣。自分に関係無いプレーには参加せず休息を取りエネルギーの消耗を防ごうとする敗者独特のルールです。フットボールはゲーム中にエネルギーの消耗を防ごうとしたら必ず負けます。その為にはゲーム以外の時間、つまり練習でどれだけ全てを出し切っているかに掛かってきます。

【身体の大きさが有利になるような作戦ではなかった】

mを超えるレシーバーが左右に居るのだから、彼らの最高到達点である地上から300cm付近へのパスを多用すれば175cmのディフェンダーでは物理的にパスをカット出来ません。「とりあえずそのパスだけは取られても仕方無いからキャッチ後にしっかりタックルしろ!」という日本軍のコーチが慌てるシーンを何度も作らないと。

【リーターナー、RBの下手さがヒドかった】

ボールを持って走るポジションの評価にはとても厳しい僕ですが、アレはヒドかった。「何が何でもボールを前に運ぶんだ!」という気概が見えないヘタレばっかり。味方のブロックがウマく行ってなければ1ミリも前に進めない。タックルを怖がって大きく避け過ぎる。早く前に行きたいから重心が上がり足元に来た弱いタックルでもスっ転ぶ。全然ダメ。せめて体力にモノを言わせるだけでも良いのでパワーランナーに真ん中をドスドス突っ込ませるとか色々あるやろうに。

【前半のタックルは良かった】

日本のボールキャリアーを最初に接触した場所から殆どセカンドエフォートさせずその場でダウンさせる腕力は良かった。前半は。で、体力が消耗する後半は段々タックルも弱くなってきた。点差がジリジリ開き勝利への集中力がどうしても維持出来ないタフな状況ではあるが、わざわざ地球の裏まで遠征してきて試合半ばでヤル気なくしてどうすんの。

QBの出場時間をあらかじめ決めていた】

調子の良い方や、プレーによっての使い分けでは無く、誰がどのQに出るかをゲーム前に決めていたようである。プレーの幅も無く、個人スキルも2流、どうゆう理由で勝とうと思っているとメディアに語っていたのか不思議過ぎる。

シーズン中であるない、スポーツ制度の違い、色々ハンデや問題はあるだろうが、今回(毎回)のドイツ軍はコーチも含めて最高の布陣ではないことは明らか。ドイツ国籍のNFL選手というのは過去に60人ほど居ますし、キャンプに参加した者まで入れるとかなりの人数になります。しかしその連中の殆どがドイツナショナルチームに関係していません。原因はココにあります。ドイツ軍は素人だけで組織するのをヤメて、過去の名選手やその知人のNFLコーチを雇うべきです。

アメリカ式の(他の国式ってのがそもそもウソの方式やけど)フットボールをプレーすれば、2mWRが活躍しないワケがありません。体躯的な土壌は日本より上、地理的にアメリカからも近い、殆どの人が英語を理解出来る、良いコーチを招聘してもうちょっとマシなチーム作って出直してきなはれ。あんなのをナショナルチームだとか言って、我が日本軍に土を付けるだとか言ってる事がフットボール自体をなめきっとる。

日本軍のプレーは決してハードでは無かったように感じました。結果では無く、「良いプレー」「激しいプレー」をもっと随所に見られる事を次回は期待したい。

あんな弱い相手と試合する為に丸々1日棒に振った日本軍は練習してた方がマシでしたね。そら協会もこのゲーム用の記者会見せえへん筈やわ。

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