多聞コラム11oct2017_vol,182 ノジマ相模原ライズの観客多いのはなぜ?

 ノジマ相模原ライズは秋季リーグ戦第4戦目です。相手はリクシルディアーズ。アメリカ人選手が存在しないチームです。素晴らしいお天気に恵まれ真夏のような日差しの中でゲームが行われました。両チーム合わせて11回の得点があり、リードが4回も入れ替わるという接戦でなんとか勝利することができました。試合終了時間が少しズレるだけでどちらが勝ってもおかしくない展開で、関係者にとっては胃の痛くなる日でした。僕が担当しているランニングバックユニットは、通常のランニングバックとパントやキックオフのリターナーとしていろんな場面でそれぞれの役割を果たし、少しずつチーム内での信頼を獲得していってる手応えがあり、ホッとしています。昨シーズンはリーグ序盤でエースの宮幸崇が骨折で戦力外になり、その他も怪我などが重なってしまいランニングバック専門のコーチが来たというのに何も仕事が出来なかったという悲しいシーズンでしたが、今年は今のところ皆が怪我なく無事に戦っています。

前節、相模原で行われたホームゲームではIBMと接戦でどうにか逃げ切り、今回も接戦でなんとか勝利しましたが、昨年も同じような感じでしたが惜しくも勝てなかったことを思い出します。

で、僕はゲーム中、コーチですからもちろんフィールドに居るのですが、ノジマ相模原ライズの試合を観戦に来られているお客様がめっちゃ多い事に気づきました。相模原で行われたゲームはもちろん地元ですから対戦相手のIBMより非常に多くのお客様が観客席に居られました。また、リクシル戦は調布市ということでリクシルのホームなのに人数でも負けていなかったように見えました。

以前のスポンサー会社が撤退する時、チームは残してスポンサーだけ降りれば済んだ話だったのに、協会へ脱会を申し出てしまった事によりその瞬間にチームは消滅。残った有志が団結して3部リーグから再出発し再びトップリーグで優勝を狙える位置に戻って来たドラマを持つチームですが、未だに決勝戦の舞台には立てて居らず「強さ」だけを魅力にしているわけではありません。

そこでチームメート数名他に「ライズの魅力って何よ?」「ライズの試合に多くの方がきてくださる理由はなに?」とインタビューです。

まずは一番ちゃんと答えてくれそうな事務局のお姉さんに聞いてみました。

事務局飯島さん 「ライズの魅力は、本当に個性豊かなメンバーたちが、日本一という目標に向かって、どんな状況でも最後のワンプレーまであきらめずにしぶとくプレーする姿だと思います。 勝利だけではなく、そんな。。。」

多聞:ちょいちょい!それはどこも同じじゃないですか。ライズだけの話じゃないですよね。でもフットボールに触れたことがない方々ならそこも特別な長所になりますね!」

事務局飯島さん 「ええ、これまでアメフトに馴染みのなかった方が、相模原のチームだからとファンになっていただいているので、その点はライズ(=アメフト)独自かもしれません。他にも色々あります!! ①地元の複数企業が支えて下さっている ②市役所スポーツ課や淵野辺商店会の方々が毎試合応援に来てくださる ③毎週相模原市内の小学校に選手が現れて挨拶運動をしている。なんてのはどうですか?

多聞:これは凄いですよね。早朝の挨拶運動にみんなが交代で行ってるのネットで見て知ってます。。。じゃあ次の質問は、なぜ相模原市なのですか?

事務局飯島さん 「元々オンワードオークスのグランドが現在事務所のある淵野辺という場所にあったのでチーム解散後やはりここから再出発をしようということで、相模原を拠点にしたと聞いています。地元の複数企業にサポートいただくことを目指したのも、一企業に大きな負担をかけずにご支援をいただきたいという目的だったようです。現在は、相模原創業の株式会社ノジマ、相模原隣接の町田に店舗があるoverride、市内企業の株式会社ウイッツコミュニティ、株式会社サーティーフォー、ジェイコムイースト相模原・大和局、そして株式会社エコグリーンがユニフォームスポンサーになっていただいており、それ以外にも様々な形で市内企業にサポートをいただいております。ちなみに、相模原市のホームタウンチームに認定されているので、相模原市が全面的に協力してくださっています。

多聞:その認定をもらう為には大変だったんじゃないですか?

事務局飯島さん 「私も当時はいなかったんですが、相模原市に活動の拠点を置き、全国での活躍が期待できるスポーツ団体を認定するので、2012年のXリーグでの活動時点で認められたんです。」

DB3 ターゲット佐久間「①地域貢献(清掃活動・小学校挨拶運動など)などしてるから。②選手自ら集客しているから。③デビンガードナーを見たい。だと思います。ジュニアチームとキッズチアがあるのも大きいと思います。タダ券も一切配らずにやっているので、企業チームのようにタダで配っちゃえばもっともっと増えるんでしょうね!そして、三部に転落しても、諦めない姿勢と、お互いを信じて必ず一部に返り咲いて、優勝したいっていう気持ちが、チームに関わる全ての人の心を動かして掴んでいる事ですかね?プロではないリーグで、でいかにチームをプロモーションしてアピールしているか!っていうのもお客様が多い理由だと思います。

RB25東松選手「僕は1部昇格2年目の入団なので実際には経験してないのですが3部からスタートして相模原という地域密着型でチームを運営する為にも地域に貢献する活動などを評価されているのではないでしょうか。そういう僕らの活動を見て入部される裏方の方も多いと聞いています」

DB22 河石主将「立ち上げ当初から、地域とともに歩むという理念のもとに様々な活動してきたからじゃないですかね??今もやっている試合後の挨拶だったり、ファンイベント(今はないですが運動会とかしてましたね。)や小学校での挨拶運動や、チアと選手らの相模原地域イベントへの参加みたいな積み重ねではないでしょうか」

RB20 前島選手「地元相模原から来てくださる方と前身のオークスからのファンの方が多いからだと思います!」

WR7 井本選手兼任コーチ「前のスポンサーが急に降りてしまい、景気に左右されない地域密着型のチームを目指して活動をしてきたのが今のファンの多さに繋がっていると思います!!」

とある中年男性ファン「既存のオークスファンに加えて、アメフト空白地だった政令指定都市の相模原のファンを取り込めているからだと思います。チーム強化で観客動員増やすモデルだと資本力の乏しいマイナースポーツでは限界があるので、チームの勝敗に関係なく観客増員する(=ファンサービス、グッズ販売、ターゲット層に対するメディア露出、チームイメージの改善)って考えないといけないってアメリカで言われています。と賢い人から習いました。ライズはそれが上手くいってるのでないでしょうか?改善すべき点はあるかもですが、この点でライズより頑張れてるのガルズくらいですもんね。」

RB2 宮幸選手「なんでしょう。わからないです」

とこれらのような意見が出ました。地域に密着して何かしらの貢献をし、一生懸命頑張る姿を皆さんが見に来て下さっているんですねー。リーグ戦は残り2試合、プレーオフに進出できればまだまだシーズンは終わりません。しっかり頑張って「強いライズ」も皆さんに見ていただきたいですねー!

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