多聞コラム21feb2014_vol,26「ホーム&アウェイ」形式でリーグ戦を運営

最近社会人チーム(エックスリーグ所属)の数チームが本場アメリカのように「ホーム&アウェイ」形式でリーグ戦を運営することがあるようです。細かい仕組みや約束事は部外者の僕にはわかりませんがいっちょ考察してみます。

ホームゲームはチームが用意出来る会場(専用スタジアムを持つチームは学生だけなので社会人はどこかを借りるしかない)を少しでも安く借りて、入場券販売、チーム関連グッズ販売、飲食物、サイン会、チアやフラッグスクールなどなど1日だけのフットボールアミューズメントを企画して試合を運営する。地域密着型ならではのオモシロ企画で各チームそれぞれ趣向を凝らす。尚かつゲームでは勝ちに行く。

コレは面白いと思います。子供も大人もおじいちゃんもおばあちゃんも1日楽しく遊んで過ごせるようになれば最高ですね。

協会にドッサリお金払っておけば会場やら審判やらを用意してくれて、チームはそこに行って試合するだけ。ではもうアカン時代になって来たんとちゃいますか。フットボール観に行けばとりあえずその日は色々楽しい。って最高じゃないですか。

確かに僕も試合時間だけ会場に行き、不味いファストフードを食べて冷めたコーヒーや高額な缶ビールを飲むだけじゃつまんないです。毎度毎度面白い試合なら良いですけど。今のカワサキなんかで雨の日につまんないゲーム見せられるなら会場に行かないという選択をする人も増えますわな。

僕自身は試合で活躍して勝つ事はモチロン大好きでしたが、楽しい企画の作戦を練って創意工夫してゲストに楽しんでもらうという仕事というか遊びも大好きです。チャレンジャーズ所属時代に一度自主運営でオープン戦を開催しましたが、色々大変でした。融通効かない大人が多い事を実感しました。

ではなんでこのが主流にならないのか?が疑問になります。

【理由1:めんどくさい】

365日チーム専属で携わっている人を何人も抱えていなければ単純にチーム関係者の負担が今より上がります。ホーム&アウェイを面白いと思う首脳陣を持つチームとそうでないチームがあるに違いないのでそもそもリーグの会議で議題に上がった時点で立ち消える。ジジィは改革や変化を嫌う生き物なので仕方ない。アメフト業界も政治家もおそらく同じ構造。それなりにもっともらしい理由をゴチャゴチャ言うに違いない。アタマの固いジジィを説得するのも時間がかかりめんどくさい。誰が得するってハナシじゃなくて皆がなんとなく面白いってだけではジジィは動かない。

【理由2:会場内の売店等利権問題】

大手ビール会社がリーグやチームのスポンサーをする関係で扱う商品への横やりが尋常では無い。また売店などとの契約も複雑に絡んでいるので会場を借りたからと言って何でも有りの自由空間にはしてくれないのが公共の会場を管理する市町村の得意技。大手企業に勤務するチーム員を多く在籍させているクラブチームこそひとりひとりの持てるパワーをフルに活用すれば年に数回のお祭りぐらい軽く催せるのにもったいない。大会社とジジィは簡単には納得しない。

【理由3:弱いチームほど余計なトコまで気が回らないし賛同者が少ない】

スポンサーの立場からすれば試合じゃ負けまくるのに、練習やトレーニングに使って欲しいお金に時間、そして場所を遊ぶ事に使われまくるのも良い気がしない。それでも強ければ企業イメージもアップするかと言えばまたソコにも問題有り。会社によっては売ってはいけないものなど色々あるので会社の名前を出して競技以外の活動はされたくない。ましてや商売するなどもってのほか。そもそも収入はどういう流れで税務申告するの?とか問題イッパイ。そんな事で悩むならお前ら弱いんだからパスのひとつでも練習せえやって事になる。ジジィは弱いくせにヘラヘラしてる若造が大っ嫌いなので仕方ない。

戦力強化するための監督やコーチ陣。そしてチーム運営をするオフィス側がしっかりと手を取り合って連携しお互いを尊重して敬い、大きくなっていく。為には固定観念と既成の概念だらけのジジィは邪魔でしかありません。カネ出してクチ出さないオジ様がスポンサーの組織は強いし強くなる。

フットボールの楽しさは応援するチームが勝つ事の他にも色々あるんだって事をぜひニッポンのファンの皆さんにも知ってもらいたいなー。

NFLEの時は試合直前のギリギリまでスタジアムの外で開催されているイベントにコーチに無断でユフォーム姿のまま顔を出してファンの皆さんに喜んでもらっていました。僕はスタジアムの外でどんな楽しいイベントが催されていたか、NFLEに参戦したどの日本人選手よりも詳しいですよ~。

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