多聞コラム26sep2013_vol,6 負けて泣くなら無くまで鍛錬せえ

Lack of effort”

試合やチーム練習は出来る限りの準備をして万全の体制で臨みたいのは誰しも同じですが、全てがウマく行く事って難しいですよね。大抵理想通りに事は運ばないもんです。

たとえば

・理想の時間数を睡眠出来ない

  • 理想の栄養を摂取出来ない
  • 用具がしっくりこない
  • 宴席に呼ばれた
  • 仕事でミスって朝まで残業だ
  • 病気になった
  • 女房子供の機嫌が悪い

などなど

「トラブル」は常に口を開けて待っています。

しかしその時にどうするか?ナニが出来るか?が上級者と中級者の差です。

他人のシューズや用具でも、二日酔いでも、怪我を負っていても、天気が悪い、審判やコーチが不公平、味方がショボい、相手が凄い(注1)、いかなる悪条件や理由があろうとも自分にとってベストを尽くさねばならない時に何も迷わず困らず目もくれず本来の能力を出し切り相手を圧倒する。これが上級者(注2)です。

注1)ニッポンでフットボールの試合をすると言っても相手はちょっと筋肉の多いサラリーマンか学生さんです。何も恐れる事はありません。

注2)NFLE時代の事ですがある日選手らと明日の練習が朝からあるにも関わらず明け方までガッツリお酒を飲んだ事がありました。僕はもちろん二日酔いで気持ち悪く、一緒だった選手も朝食時に「気持ち悪い~練習休みたい~・・・」という感じでした。ところが練習開始になると誰よりも良いパフォーマンスでいつも通りゴリゴリに暴れているのがその人だったのです。彼はポジション変更の為にマイナーリーグで実践練習に来ていたNFLのスター選手でした。ああこれが本当の上級者か。と感心したものです。「明日練習やから帰るわ~」なんてのは自分にとってリーグのレベルが高過ぎるのかもしれませんね。

で、1年か5年か10年かは人それぞれですが、競技者はずっと努力して来たわけですよね。前日や当日に少しのトラブルが起こっても「微々たる問題だ」と動じず強い心を持たねばなりません。それは今まで時間をかけてやって来た努力の質と量が心を支えてくれます。付け焼き刃な練習や鍛錬しか準備してない場合、トラブルが起これば乗り越える事は不可能でしょう。

明日試合だからどーちゃらこーちゃらナーバスになっても結果はホボ同じ。カリカリキリキリ気を揉まなくて良い(注3)ように何年もかけてやり残しの無い準備をしておく事が重要だと思います。

注3)前の日に呑みに行かない事だけが準備では無いのです。とは言え、仮に僕が監督でヘタクソが試合前日に呑み行ってたらシバキますけどね。

心をコントロールするのは自分の心だけです。会場内で誰にも恥じない誰にも負けない量の練習をやって来たと自分自身が本当に信じられるかどうかが重要です。そして今日は誰よりも自分が一番暴れてやるんだと強く決意し自分の心やチーム関係者を含めた期待してくれている全ての人らの気持ちと約束する事も重要です。

練習の時に身に付いたハズの実力が試合当日に全て出せなければそれは実力ではないのです。試合で出来てこそ実力です。ここぞという時に出せてこそ実力です。二日酔いでは出せない出来ないレベルでは鍛え方が足りません。

結論:負けて泣くなら毎日泣くまで鍛錬しましょう。

タイトルとURLをコピーしました