はじめまして。全てのレベル(*1)でフットボールをプレーした世界唯一のオトコ中村多聞です。親の影響無しで子供の頃から勝手に憧れたフットボールを多聞がどう見ているのか? 「感じたフットボール(*2)」をやってきた多聞が、「習ったフットボール」をやってきた人らとは違う目線でフットボールを観ているトコロを語ろうかと思っております。どうぞよろしくお願いします。
(*1)全てのレベル「チェスナットの前身である古川明の少年少女アメリカンフットボールスクールから始まり中学時は河川敷のプライベートリーグ、経験者の体育教師に休み時間習う、大学3部リーグ、社会人2部、1部、日本代表、海外プロ、そして全国優勝とステップアップ出来たのは多聞だけ。やり切った後に段々レベルを下げて行くのとは全く違う」
(*2)感じたフットボール「子供時代にメディアでの情報だけを鵜呑みにしてフットボールに夢を抱きプロで大活躍する完璧なイメージを持った状態で競技を開始したので、何かもわからずに身体が大きいからと入部して始めた人らとはフットボールへの想いがトテツも無く色違いなのです」
「タモンスタイル」というタイトルですので自分の確認の為にもまず多聞はどのようにフットボールを観ているのか?を書き出してみました。プレイヤーとしてフィールドの中に居ましたが視点はファンのマンマです。子供の時のマンマです。今回の説明ではわかりにくいですが、やるフットボールと観るフットボールを全く別のものと捉えているのが特徴かなと思います。
米国プロフットボールNFLの場合、スーパーマン(*3)である彼らの考えている事が殆どわかんないのもあり、基本ボールしか見ていません。良いプレーが好きです。激しいプレーが好きです。相手が地面にめり込むような激しいタックルが好きです。インターセプトはそのあとに大きなリターンが無いとイヤです。50ヤード以上のFG(*4)はドキドキします。4thダウンショートの攻防が好きです。片手キャッチとダイビングキャッチが好きです。キャリアーが3人4人をかわしてゲインするのを見ると興奮します。スピードを緩めないリターナーが好きです。持ち物を地面に叩き付けて怒り狂うコーチが好きです。味方同士の喧嘩が好きです。スーパースターの大活躍を常に期待しています。優等生より悪者っぽい選手が好きです。決勝点のキックを外したキッカーへのチームメートの対応(*5)が気になります。プレーの意図に興味(*6)ありません結果だけ見ています。3rdダウンでパスが投げられたらつい叫びながら立ち上がってしまいます。緊張感とリスクの高いプレーでガッツを魅せたプレイヤーのハートが好きです。
(*3)スーパーマン「いわゆる映画ヒーローのスーパーマン。超のつく人。同列の人類には思えないのでこう表現せざるを得ない」
(*4)50ヤード以上のFG「NFLヨーロッパリーグの特別ルールでは4点。マジで」
(*5)キッカーへのチームメートの対応「単にメンチ切るだけの人、慰める(フリをする)人、それから何日か後に解雇するチーム側、オモシロ過ぎます」
(*6)プレーの意図に興味ありません「わからないだけでわかれば興味出るかもしれません」
ニッポンフットボールの場合は、選手やコーチの精神状態をずっと見て(*7)います。そしてやっぱりボールを追います。そして知り合いや元チームメートを探します。知り合いにはコーチが多いので、この局面でナニをするんかな?選手はその期待にどう応えるんかな?にとても興味があります。今のはなぜウマく行ったのか?なぜうまく行かなかったのか?を作戦や人数合わせの部分以外で考えるのが好きです。セコいトリックプレイではなくストロングスタイル(*8)のプレーが好きです。点差の開くゲームより最後まで結果がわからないゲームが好きです。カッコ付けずに必死で頑張っている姿が好きです。ガッツのあるヤツが好きです。ジャージーがパンツからベロ~んと出ているのがキライです。
もっともっとありますがまあこんな気楽な感じでフットボールを観ています。
次回は細かいテーマについて色々感じている事を読んでもらおうと思うています。
(*7)精神状態をずっと見て「ベンチ内をじーっと見ていればグラフのような絵がアタマの中に描かれてある程度の心の温度がわかるような気がして10数年になります」
(*8)ストロングスタイル「フェイクは1度まで。そして過去に見た事のあるプレーで真っ向勝負のどつき合い」


